ミナミヨシト(MINAMI YOSHITO)沖縄 パーソナルトレーニングのトップトレーナー
- トップ
- BLOG&TOPICS
- 「機能的に歩く」とは
「機能的に歩く」とは
2022/05/05
※本ブログは、ミナミヨシトLINE公式にて発信している内容を更新しています。(ご登録はコチラ)
今回の内容は2021年12月10日に配信した内容となります。
こんにちは、ミナミです。
昨日・今日と大阪にてウォーキングインストラクターの指導者養成研修の講師で大阪に滞在しており、明日から一度沖縄に戻り、14日からまた東京→大阪と今年も全然ゆっくり出来ない年末になりそうです。
一昨日から販売開始した野田の動画もお陰様で沢山の方にご購入頂き、ありがたい限りです。
僕の知る限り、業界の栄養分野で彼を超える栄養指導者はいないし、是非この機会に多くの人に正しい情報が伝えられるといいなと思っています。
日本人の死因ランキングは、全国津々浦々僕の講義を受けた方なら有無を言わさず上位10位くらいまでは覚えてもらわにゃ困るわけですが、実は死因ランキング1位の悪性新生物(ガン)よりも、「食べ物」が原因で亡くなっている人の方が多いという。
もはやこの事実だけで、健康指導者は栄養を本気で勉強する必要があるのではと思います。
僕が今日までやっていたウォーキングインストラクター養成も一緒で、「歩行」も誰にとっても基本となる動作じゃないですか。
僕自身もウォーキングスペシャリスト協会(代表吉川)の理事として、ここでもやはり正しいものを伝えていきたいわけです。
この協会の理事の吉川も面白い人で、面白いというか「私欲」の無い人で、ご存知の方もいるかと思いますが本気で理想論ばかり語るおじさんです。
「歩きで日本を変える」ということを大真面目に何時間も語っちゃう人で、もう僕に至っては聞き飽きているくらい聞いてるわけですが、僕が推したい人はみんなこんな人。想いが先行しすぎちゃって放っておくとどんどん自分の生活が困窮していっちゃう人。
で、「機能的に歩く」っていうのは平たく言うと「疲れない」ってことですが、つまり、力学的に無駄なエネルギーを使わないってことなんですね。
元々我々人間というのは「位置エネルギー」を持っています。「高さのある物体が持っているエネルギー」ということです。
高さと質量があるだけで位置エネルギーが大きいということなるわけですが、身長も体重も低い幼児が転んでも大したことはありませんが、僕ら大人が防御無しで転ぶと人によっては骨折や死亡事故などの大惨事になりかねないじゃないですか。
それだけのポテンシャルエネルギーを持っているわけですが、「機能的に歩く」というのはこの位置エネルギーを上手く運用していくってことなんですね。
つまり、「位置エネルギー」という資産を「重力落下運動」「倒立振り子運動」「ロッカーファンクション」とそれぞれに付随する「床反力」で運用して、その結果「歩く」という成果を得ていると。
文字にすると難しそうだけど、これらは普段みんなもやっています。
重力落下運動というのは単一基底面内「上下運動」で、トレーニングならスクワットだし日常生活で言えばパンツの脱ぎ履き。
倒立振り子運動は単発性基底面内「移行運動」で、トレーニングならランジだし日常生活なら椅子の座り立ち(立ち上がるときに「よっこいしょ」って体を揺らす動き)
ロッカーファンクションだけは専門用語ですが、ジャクリーン・ベリー博士が提唱した3支点移行運動で、歩くときは支点が「踵→足首→MP関節」と連鎖していく考え方。
運動指導者には運動力学の学習は基本ですが、「一歩目」を見るだけで上手くエネルギーを活用出来ているかどうかが分かる。
こう考えるとトレーナーが学習すべき範囲って死ぬほど広い感じもするんだけど、だからこの仕事は面白いと思うんだよね。何やってもいいんだもん。
僕もホテルの大浴場行ってまた勉強しますかね。
ではでは。
ミナミ
今回の内容は2021年12月10日に配信した内容となります。
こんにちは、ミナミです。
昨日・今日と大阪にてウォーキングインストラクターの指導者養成研修の講師で大阪に滞在しており、明日から一度沖縄に戻り、14日からまた東京→大阪と今年も全然ゆっくり出来ない年末になりそうです。
一昨日から販売開始した野田の動画もお陰様で沢山の方にご購入頂き、ありがたい限りです。
僕の知る限り、業界の栄養分野で彼を超える栄養指導者はいないし、是非この機会に多くの人に正しい情報が伝えられるといいなと思っています。
日本人の死因ランキングは、全国津々浦々僕の講義を受けた方なら有無を言わさず上位10位くらいまでは覚えてもらわにゃ困るわけですが、実は死因ランキング1位の悪性新生物(ガン)よりも、「食べ物」が原因で亡くなっている人の方が多いという。
もはやこの事実だけで、健康指導者は栄養を本気で勉強する必要があるのではと思います。
僕が今日までやっていたウォーキングインストラクター養成も一緒で、「歩行」も誰にとっても基本となる動作じゃないですか。
僕自身もウォーキングスペシャリスト協会(代表吉川)の理事として、ここでもやはり正しいものを伝えていきたいわけです。
この協会の理事の吉川も面白い人で、面白いというか「私欲」の無い人で、ご存知の方もいるかと思いますが本気で理想論ばかり語るおじさんです。
「歩きで日本を変える」ということを大真面目に何時間も語っちゃう人で、もう僕に至っては聞き飽きているくらい聞いてるわけですが、僕が推したい人はみんなこんな人。想いが先行しすぎちゃって放っておくとどんどん自分の生活が困窮していっちゃう人。
で、「機能的に歩く」っていうのは平たく言うと「疲れない」ってことですが、つまり、力学的に無駄なエネルギーを使わないってことなんですね。
元々我々人間というのは「位置エネルギー」を持っています。「高さのある物体が持っているエネルギー」ということです。
高さと質量があるだけで位置エネルギーが大きいということなるわけですが、身長も体重も低い幼児が転んでも大したことはありませんが、僕ら大人が防御無しで転ぶと人によっては骨折や死亡事故などの大惨事になりかねないじゃないですか。
それだけのポテンシャルエネルギーを持っているわけですが、「機能的に歩く」というのはこの位置エネルギーを上手く運用していくってことなんですね。
つまり、「位置エネルギー」という資産を「重力落下運動」「倒立振り子運動」「ロッカーファンクション」とそれぞれに付随する「床反力」で運用して、その結果「歩く」という成果を得ていると。
文字にすると難しそうだけど、これらは普段みんなもやっています。
重力落下運動というのは単一基底面内「上下運動」で、トレーニングならスクワットだし日常生活で言えばパンツの脱ぎ履き。
倒立振り子運動は単発性基底面内「移行運動」で、トレーニングならランジだし日常生活なら椅子の座り立ち(立ち上がるときに「よっこいしょ」って体を揺らす動き)
ロッカーファンクションだけは専門用語ですが、ジャクリーン・ベリー博士が提唱した3支点移行運動で、歩くときは支点が「踵→足首→MP関節」と連鎖していく考え方。
運動指導者には運動力学の学習は基本ですが、「一歩目」を見るだけで上手くエネルギーを活用出来ているかどうかが分かる。
こう考えるとトレーナーが学習すべき範囲って死ぬほど広い感じもするんだけど、だからこの仕事は面白いと思うんだよね。何やってもいいんだもん。
僕もホテルの大浴場行ってまた勉強しますかね。
ではでは。
ミナミ