最近よく聞くサウナで「ととのう」とは。

2022/05/02

※本ブログは、ミナミヨシトLINE公式にて発信している内容を更新しています。(ご登録はコチラ
今回の内容は2021年12月7日に配信した内容となります。


皆さんこんばんわ。ミナミです。


僕は本日から大阪入り、今回はウォーキング講師として来ています。最近僕を知ったという方も多いかと思いますが、元々僕が現場でゴリゴリにトレーナーをやっていたときは「美尻・美脚専門」のトレーナーでした。


そうゆう経緯もあって、歩行にはかなり前から関心を持ち学習し、いつの間にか僕のウォーキングの師匠の協会の講師(理事)になっていました。


現在zoomMTGの合間に軽くLINE公式でも発信しようということで休憩がてら書いているわけですが、僕が大阪に来ると必ず泊まる定宿があるんですけど、そのホテルに物凄い思い入れがあるわけではなくて、僕が全国に出張する際に基準とするのが


「大浴場(出来ればサウナ付き)があること」


であります。僕にとっての出張というのは沖縄にいるときよりも闘いの日々が続くので、如何に疲れを溜めないかが鍵となります。


なので、大浴場でのストレッチが欠かせない。そして、サウナがあると尚良し。最近だとよく「ととのう」なんて言い方でサウナなんかは一時ブームになりましたよね。


ところで、この「ととのう」って、どんな状態か皆さんお分かりでしょうか?


「身体はリラックスして、頭は興奮した状態」のことを「ととのう」という言い方をします。この状態を「生理学」的に簡単に説明すると、以下のような感じ。


その前に大前提ですが、サウナには水風呂が付き物であることを皆さんは分かっておかなければいけません。


まず高温のサウナと水風呂の温冷交代浴というのは、温度差がめちゃめちゃあるので身体には結構な負荷がかかります。


すると、体内は交感神経優位の状態になるので、アドレナリンなどのホルモンが分泌されることになります。


で、そのまま休憩に以降すると、神経はすぐに副交感神経優位になっていきますが、アドレナリンというのは代謝に時間がかかるため体内に残ったままになるわけですね。


これが、「身体はリラックスしているのに、頭は興奮している」という一種の興奮状態になる感覚のことを「ととのう」と言っているのだと思います。多分。


僕なんかはだいぶ前からそれを理解していたのでブームになるだいぶ前から機会あればよく行ってるのですが、それこそちょうど今日まで沖縄にいた野田くん(野田生命栄養学研究所 所長)に言わせれば「水風呂だけでも十分」だそうです。


確かに交感神経を優位にするなら冷水をガッツリ浴びるだけでもいいですもんね。なので、今回彼を沖縄に呼んだ際に用意したホテルに水風呂が付いていなかったことを、もはや非常識人バリの文句を言われ続けました…。


ちなみに、明日から野田が沖縄でやったセミナー動画が販売されます。彼の希望もあってリアル受講の半額以下の超セールなので、もう全員買って欲しいくらいです。


で、サウナの話に戻りますが、基本的に僕は日々ハードワークしている方だと思うので、よりサウナが効きます。


要するに自律神経がヤバい状態のときほど、効果が大きい。体は恒常性が働くので、自律神経の状態に落差があるほど「ととのいやすくなる」。回復しやすい。


ちなみに、サウナのワンポイントアドバイスとして「空腹の状態で入る」ことをおススメ。


基本的にサウナと水風呂を交代浴していると皮膚に血流が持っていかれるので、消化管に血流がいかなくなります。なので、満腹の状態で入ると消化不良でお腹が痛くなったりします。


是非皆さんもホテル選びの時やシンプルに自律神経の乱れを感じているときは「サウナ」を選択肢の一つに入れてみては。


ではでは。


ミナミ