お酒の飲み過ぎにはご注意を

2022/04/18

※本ブログは、ミナミヨシトLINE公式にて発信している内容を更新しています。(ご登録はコチラ
今回の内容は2021年11月27日に配信した内容となります。


こんばんわ、ミナミです。


本日は金曜日ということでこれから飲みに行かれる方や既に飲まれている方と色々いるかと思いますが、相変わらず僕は今日も先ほどまで講義をしておりました。


僕はまだ仕事も勉強も残っているので飲みに出るのは…3時過ぎかな。


で、昨日ちょろっと事前にアナウンスしておきましたが、今日は「お酒(アルコール)」について。


まずはライトな話題から入っていきましょうか。よく「しばらく飲まないと酒に弱くなる」みたいな話ありますよね。これはね、事実。


これはアルコールに対する感受性が関与しているわけですが、この感受性は後でまた話すADH(アルコール脱水素酵素)とALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)が関わっています。


もちろんアルコール耐性を決定づけるこのへんの酵素活性の高さは遺伝の影響は大きいし、でもアルコールの感受性が高くてお酒が弱い人も、日々飲んでると感受性が低くなって酔いにくくなると。


僕は傍から見てると酒に強い人に見えるみたいなんですけど、それはただ飲み続けて感受性が低くなって麻痺っただけなんですね。元々は弱い人です。だからあまり僕にお酒を飲ませないでください…


さて、多くの人のアルコールを摂取する上での一番気を付けるポイントとしてはやはり次の日に「二日酔い」にならないことかと思います。


言うまでもなくその主たる原因は「飲み過ぎ」なわけですけど、二日酔いを招く原因の一つがアルコール分解の際に生成される「アセトアルデヒド」なわけですね。


もうこの辺の話はね、全国各地、僕の栄養学系の講義を受けたことがある人ならよく聞く話だと思いますけど、体内に入ったアルコールがどうやって無害な酢酸になるかって、分かる人は一度頭に思い浮かべましょう。


まず、体内に入ったアルコールは肝臓でADHの働きによってアセトアルデヒド(有害)に分解されると。このとき分解を助けてくれる栄養素がいくつかありますが、まずこの段階では「亜鉛」が大事。


で、その次にアセトアルデヒドを一刻も早く無害にしたいということで、ALDHによって酢酸になるわけですけど、そのときに大事な栄養素の一番は「ナイアシン」と。


もちろんマグネシウムとかVB6とか、大事なものは他にもありますけどね。で、そしたら昨日僕もホストで開催した座談会で「で、結局何を食べさせる?」みたいな話になって。


そうそう、これは大事な発想。知識をいくら細かく覚えたところで、実際生活に活かせないと仕方ないじゃないですか。どの学問も一緒だけどね。


で、例えばナイアシンだったら、まぁ酒の場ですからカツオのたたきとか、たらことかになるんじゃないですかね。要するに、栄養学の知識があるとこうゆうところで「おつまみの提案」が出来たりするわけで。


でも例えば僕なんかは「酒を飲むときは食事しないタイプ」なんですね。酒は酒だけでいいし、ご飯はご飯だけでいいってゆう。


いや、お前の飲み方は聞いてねーよって思われた方いるかもしれませんけど、目の前のクライアントが実行不可能な提案してもしょうがないじゃないですか。その人のライフスタイルであるとか、居住地域とかね、その辺は考慮する必要がある。


で、そんな僕が二日酔いになりたくない時にどうするかっていうと、サプリメントを飲むw


現実的に一番実行しやすいでしょ。「知識を使う」っていうのは、聞くと大したことなくても、そうゆうことじゃんね。


とはいえ、結局飲み過ぎたら酵素だとか栄養だとか全く関係なくなるから結局二日酔いになるんですけども。


皆さん良い週末を!


ミナミ