「ちくわ」と人体はほぼ同じ

2022/01/31

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今回の内容は2021年10月22日に配信した内容となります。


こんにちは。ミナミです。さて、今日は何を話しましょう。まずは直近の近況報告でもしましょうか。


昨日は22:15からzoom座談会ということで、毎週指導しているクライアント先のサロンから戻って参加。昨日の座談会は「解剖」や「栄養」の土台の上で、なぜか最終的に「球海綿体筋トレーニングの有意性は如何ほどなのか」という話になりました。こう書くと非常にちゃんとした話題に聞こえるんですけど、要するに「膣の閉まりは筋トレで本当によくなるのか」っていう。


大の大人が深夜にzoomでつないで何を議論してるのかってね。解剖用語っていうのはしょうもない会話でもそれっぽく聞こえるから便利なものです。


で、僕はというと座談会の途中から何を考えていたのかというと、「膣」でも「陰茎」でもなんでもいいんですけど、もうすこし抽象度を上げて「泌尿器」っていうのは「消化器」とか「呼吸器」とかと同じくらい重要なはずなのに、そこについて勉強している人は意外と多くないよなぁということでした。


一瞬話は逸れて、こうゆう講師業みたいなのをしていると「ミナミさんはどこで勉強したんですか?」って聞かれることがままあるんですね。


結論、今もそうですけど色んな先生にお金払いまくって勉強させてもらってます。


で、僕の好きな先生の1人に順天堂大学の坂井先生って人がいるんですけど、この先生がさっきの「消化器」「呼吸器」「泌尿器」の3つの内臓で「三大内臓」って言うんですね。もちろん他にいっぱい内臓はあるじゃないですか、心臓もあれば生殖器もあるし、内分泌腺とか。で、その先生が言うには、これらに共通する重要な特徴があるっていうんですね。


それが一言で言うと「外界との物質交換」であると。外界から栄養と酸素を取り入れて、それを燃焼させることでエネルギーを得る。エネルギーを取り出した後の燃焼産物は外に排出する。つまり、「生命体がどうやって生命を営んでいるのか」という大原則に関わるんだよってゆう。


でね、今日の夜ちょうど僕が東さんとやってるN2っていう次世代トレーナーコミュニティの講義があって、そこで消化器の話をするんですけど、「概念を知る」ということは大事だと思っていて、そこでそんな話をしようかなと思っています。しないかもしれないけどw


突然ですけど「チクワ」ってあるじゃないですか。食べ物の。あれと人体はほぼ同じ。


消化器は口腔から始まって直腸まで全部一本の管で繋がるじゃん。そこがチクワと同じ。想像できるかな。でね、僕らは口から物を食べると体の中に入ったと「錯覚」しますけど、実はそれは違う。


穴の中はまだ体の「外側」なんですね。本当に体の中に入るのはチクワの身に移動したとき。胃腸の粘膜を越えて物質が取り込まれたときに、初めて体の中に入ったと言えるわけです。大丈夫?これ伝わってる?


昨日も薬の話が出てましたけど、口から入れるのと、直接注射するのでは意味が全然違う。同じ薬でも口から飲んだら安全なのに、注射で入れたらイチコロっていう薬はたくさんあります。薬理は詳しくないですけど、例えば塩化カリウムは薄いのは口から飲んでも大丈夫だけど、注射したらカリウムイオンが増えて興奮すべき細胞が興奮できず心臓も止まると。


逆に言うと、胃腸の粘膜っていうのは選りすぐったものだけを体内に入れるので、色んなものを飲み食いしても安全だということが言えるわけね。


局所的に勉強するのもいいんだけど、全体感というか概念を押さえるってゆうのはこうゆうこと。


あ、今日は金曜日か。週の終わり、もうちょっとだけみんながんばろー!


ミナミ