知識と情報と経験と

2022/01/13

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今回の内容は2021年10月16日に配信した内容となります。


さあ今日は僕のSNSをご覧になった方からの質問で


「どうしてそんなに次から次へと事業を思い付くことが出来たのか」


というニュアンスで来て、いや、一応言っておくと分かりやすい事例だけ載せてただけでアレが全部ではないんですね。


例えばこんなエピソードがあって、僕が一緒に仕事をしていたI氏という人物がいるんですね。実はこの人の実家が長野県でも「皇室献上」みたいなのをする葡萄農家だったこともあって、長野に滞在している時期があった。


で、僕なんか、ほら。今は沖縄にいるけど東京で生まれ育ったシティボーイじゃないですか(すみません)。何が言いたいかってゆうと、農家さんと直接触れる機会がそれまでなかったんですね。


でね、もう本当なんてゆう地名だったかなって言うくらい長野の奥地みたいなところだったんですけど、そうゆうところって、その地域の人々の繋がりがすごく深い。


その上農家繋がりもあるから、訳あって市場に出せないいわゆる「傷モノ」商品みたいなのがお裾分けで野菜から果物まで色々シェアされるのね。これだけで年間食っていけるんじゃないかってゆうくらいの量が。


で、当然の疑問として「え、こんなに配っちゃって、もったいなくない?」みたいな疑問を農家さんにぶつけたら、農協とかが買い取ってくれなくて捨てるしかないから、だったら配った方がいいと。


で、その頃一方、2010年くらいの東京だと今じゃ珍しくないファーマーズマーケットってゆう、各地の農家さんが土日にその日の朝採れたての野菜や果物を持ってきて販売するみたいなのを青山通り沿いの国連大学前で始まり出した時期なのね。


で、その色んな「傷モノ商品」を、どうせ捨てるなら1個5円とか10円で仕入れて、東京の青山に新鮮な食品を売ったらいけるんじゃないかってやり始めたのよ。で、それがまあまあ売れるわけね。青山だし、500円とか1,000円とか。


で、同時期、「コンフィチュール」って分かるかな。要するにジャムなんだけど、フランス生まれの果肉感すごいジャム。そうゆうのがあるってゆうのをどっかから聞くんだよね。日本ではまだあんまり知られてない。


で、こっちは格安で原材料を仕入れられる訳だから、このジャムに加工出来れば売れるんじゃないかとゆうことで、長野のジャム工場に相談しに行ったら出来るとのこと。


で、格安で仕入れた農産物をめでたくコンフィチュールにして、それをまた青山で売ってたら、たまたまとある大手デパートのバイヤーさんの目に止まるわけ。「今度の催事で出しませんか」と。


で、その時ちょっとバズったんだよね。テレビに紹介されたりして。で、しばらく売れ続けたんだよね。みたいなこともしてたりする。


長いエピソードだったんだけど、こうゆう発想って、経験が一方にあり、もう一方で事実として知ってることがある。何かの時にそれらがパッと結びつくのは、結局知識や情報があったから。と、考えてるわけです。


なので、皆さんのイマジネーションにつながるような発信ができたら、非常に有益なのかな、と思った次第です。


さ、今日もみんな仕事頑張ろうず!

ミナミ